北海道在住のCanva公式クリエイターであり、日本で11人しかいない「キャンバサダー」として活躍する YOKO HIGUCHI(ヒグチヨウコ)さんに、デザインとの出会いから講師活動、家族とともに歩んできた挑戦の日々について伺いました。
キャンバサダーとして届けたいCanvaの魅力

現在の活動としては、Canva内のテンプレートを作成しながら、Canvaの使い方・楽しみ方を伝えていく日本で11人しかいない「キャンバサダー」の1人として、オンライン・オフラインでセミナーやイベントを開催しています。
また、クリエイターとして活動しながら、平日は都内のスタートアップ企業でマーケティング業務を担当。マーケティング業務でもCanvaは欠かせないツールの1つで毎日活用しています。クリエイター目線での使い方・マーケターとしての業務改善のためのCanvaの活用方法を皆さんにお伝えしていけたらと思っています。
北海道在住で小学生の男子2人を育てながら在宅で仕事をしています。趣味は飲み歩きとゴルフです。
コロナ禍で芽生えた在宅で働きたいという想い

デザインの勉強をしようと思ったのは、コロナ禍でした。前職もコロナ禍で一時期は在宅で仕事ができましたが、コロナが落ち着き始めるとまた出社の日々に。
当時小学1年生だった長男が「ママがいるお家に帰れないなら学校も行きたくない!」と言い出すようになり、子どもに我慢させてまで仕事を続けることに疑問を感じてしまい、在宅でできる仕事を探し始めました。
その中でふと見つけたデザインのオンラインスクールに入会。
料理やハンドメイドなど「ものづくりが好き」というふんわりとした理由ですが、なぜかものすごく興味を惹かれて、デザインへ進むことを決めました。
フリーランスとしてデザインの仕事を細々と始めると同じタイミングで「Canva公式クリエイター」の存在を知り、応募しました。
ポートフォリオをCanva本社のAustraliaの審査チームに提出、日本のマネージャーとの面談などを経て、2023年から公式クリエイターとして活動しています。
独身時代に「料理教室の講師」をしていた経験上、人前で話すことに抵抗感がなかったため、Canvaの使い方レッスンを開始。
その後、キャンバサダーとして企業への研修やオンラインイベントを開催しています。
始めは地元の札幌で女性起業家さん数人に向けて小さく開催していたCanva講座も、今では全国で数百人規模で実施ができるようになりました。
家族に覚悟を伝えた事で夫からも応援された
実は私の夫はなかなかの古風な考えのタイプで、新しいことにチャレンジしようとする度に「別に今のままでもいいんじゃない?」と難色を示されていました。
なので、デザインのオンラインスクールに通いたいと伝える時も「ダメ」と言われるかもしれないと不安でしたが、予想に反して「いいと思う」とすんなりと応援してくれました。
後で聞いたところ、「今までとは覚悟が違うと思ったから」とだそうです。深夜遅くまで勉強や仕事をしていても、「根詰めすぎ」と心配されながらも応援してくれています。
ストックビジネスは誰かのヒントになる喜びがある

デザインを始めたての頃はとにかく「何かしていないと」「お仕事をもらわないと」と躍起になってPCに齧りついている毎日でしたが、そんな時は夫が必ず「今日夜映画見ない?」と息抜きする時間を与えてくれました。
(だんだん私の顔つきが怖くなってきたら誘うようにしていたそうです)
お陰で息抜きをしながら気持ちをリセットして、モチベーション高くいられた気がします。
また、Canvaなどの「ストックビジネス」は個人で依頼を受けるのとは違い、使ってくれる方の人となりは見えませんが、先輩クリエイターから「見て、目を止めてくれる人が数字として現れて、そこからさらに使って世の中に広めてもらえるなんて幸せなこと」とアドバイスをもらってからは「誰かのヒントになれば」と、コツコツとテンプレート作りも続けてこられています。
自分の居場所を取り戻せた学びの力
全国に自分の仕事について話せる人がいて、オンラインだけじゃなく実際にお会いできるようになったことです。
それまでは自分がしている仕事に対して「誰にでもできること」と自信を持てずにいて、結婚・出産後は「自分以外の家族が第一優先」として常に自分のことは後回しにしている日々でした。
デザインの仕事をいただけるようになってからは、全国のいろんな方とお話をして、仕事をご一緒できるようになり、だんだんと「自分のことは後回しでいい」という心のブロックが外れていったお陰で、仕事で遠方へ出向いたりすることもできるようになりました。
結婚・出産と長い間、世間から取り残されていっているような感覚がずっとありましたが、今の仕事のお陰で自分の新しい居場所を作れた気がします。
また、特に強みと感じたことはなかった講師経験も、今の仕事に活かせていて大きな企業様からセミナーのご依頼が来た時は嬉しい出来事でした。
挑戦がつないだご縁と喜び
デザインを始めたての頃、とにかく多くの人と交流してビジネスについてキャッチアップしていきたいと、オンライン・オフラインともに交流会に参加していた時期にみさと(MISATO OKABE:ショッピファイ校長)さんがお持ちのサイトのデザインコンペがあることを知り、怖いもの知らずではありますがチャレンジとして応募しました。
まさか自分のデザインが採用されるとは思わず、インスタライブを見ながら思わず叫んで家族を驚かせたことを覚えています。
その後もご依頼やオンラインでの交流を続けて、MISATOさんの「働くママ」に対する想いをずっと陰ながら応援させていただいていたので、今回の講師のご依頼をいただいた時はとても嬉しかったです。
他の講師の皆さんが錚々たるメンバーだとお聞きしていたので、自分に務まるかと不安もありましたが、私のスキルが少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
学びを続けられる仕組みがここにある

私自身も今流行りのオンラインスクールでデザインを学びましたが、実際は学べる期間はとても短く、その後自分でフリーランスとして仕事が成立するようになるのは本当に一握りです。
続けるためにはスキルだけじゃなく、自分のモチベーションを高く維持することもとても大切だと思いますが、スクールを卒業後はその維持がとても難しいと身を持って感じていました。
ママウェブオンラインスクールの強みはとにかく講座内容が多岐にわたっているので、スキルを習得して終わりではなく、その後の活動にも必要な知識のための講座もしっかり用意されていることが大きな魅力だと感じています。
また、30分程度という無理のない時間設定もコツコツと続けやすいポイントだと思います。1つのスキルだけではなく、スクール内のすべての知識を身につけることができたら、もうビジネスの準備は完璧!と言って良い程、どのコースも充実した内容になっているので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
小さな工夫が未来を変える
Canva講座はどのビジネスを始めるにしても、業務効率化のためにも欠かせないマストアイテムだと思っています。どんなビジネスでも、SNSで発信する・効率的に業務をこなして余裕のある毎日にするというのは、必要なことだと思うので、Canvaをぜひ活用していただきたく、Canvaでできることを詰め込んだ講座にしました。
また、誰でも簡単にデザインできるツールだからこそ、他の人と差をつけるほんのひと手間がとても重要です。SNSにあふれているCanvaのTIPSのもう一つ先のお話ができたらと思いながら、講座を作成していますので、最後まで見ていただけたらとても嬉しいです。
ママが挑戦する背中を子どもに見せよう
ママが仕事を始める・新しいことにチャレンジすることで「家族に負担をかけてしまわないか」「今さら勉強なんてできるのか」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。過去の私もそうでした。
でも、ママの頑張る後ろ姿を子どもたちは必ず見ています。
「頑張ってるママ」を見て子どもたちもきっと、今よりもママのことがもっと大好きになるはずです。
チャレンジすることに年齢もブランクも関係ありません。
楽しみながら・無理なくチャレンジするステップとしてママウェブオンラインスクールを活用してくださいね。
30分の積み重ねが力になる

毎日余裕のあるママなんていないはずです。気付けば夜になっている、子どもたちと一緒に寝落ちしちゃう、なんてことが日常だと思います。
「スキマ時間に」「余裕ができたら」と思っているだけではなかなかスキマ時間なんて生まれない程、毎日やることがたくさんなので、1日30分だけ「ママは今から頑張ってお勉強するよ」と事前に家族に宣言をしてしまいましょう。
私は子どもたちと一緒に勉強の時間を日中に作りました。
「気が向いたらやろう」と思って動画を見るのと「今は集中する時」と意識して動画を見るのでは、内容の入り方も全然違います。
ただ見て終わるだけじゃなく、身に付けるために周りを巻き込むことも必要だと思います。
そしてその時間が取れたら周りへの「感謝の言葉」も忘れずに。ママが頑張ることは決して悪いことではありません。隠すことでもありません。
「我慢させちゃってごめんね」と謝らずに「皆のお陰でママも頑張れたよ!」と皆が笑顔になれる言葉で家族皆のモチベーションを上げていくのが私のお勧めです。
また覚えた知識はどんどんアウトプットしていきましょう。「まだ誰も自分のことを知らない」「誰も見ていない」ことを逆に利用してください。
どんな小さなスキルでも恥ずかしがる必要はありません。だって、誰も見ていないから大丈夫です。
誰も見ていなくても、確実に自分の自信・技術には繋がっていきます。見られることを恐れずに、自分の自信の貯金として、アウトプットしてみてほしいなと思います。