「子育てしながら自分の力でキャリアを築く」言葉にすると簡単ですが、実際には大きな挑戦です。今回は、営業職からフリーランスへと転身し、独学から仕事を広げてきたERI YOSHIZAWA(ヨシザワエリ)さんにお話を伺いました。

ERIさんは現在、Web制作やデザインを通じて企業や地域を支援しながら、ママたちの学びを応援するスクールで講師としても活躍しています。

歩みを重ねてたどり着いた今の私

現在は、企業や個人事業主に向けて、ホームページ制作やSEO記事の作成などWeb領域のサポートをしています。加えて、チラシやパンフレットといった販促物デザインも手がけ、オンライン・オフライン両面からプロモーションを支援しています。
また、行政のビジネス支援施設ではWeb専門アドバイザーを務め、女性の起業支援コミュニティの立ち上げや、商工会のビジネスセミナーの企画・コーディネートなど、地域に根ざした活動にも力を入れています。
この仕事を始めたきっかけは、前職の営業職を辞めたあと、独学でチラシづくりを始めたことでした。そこから少しずつ依頼をいただけるようになり、今の仕事につながっています。
現在は在宅でフリーランスとして活動していますが、今後は法人化を予定しており、事業としての体制づくりにも取り組んでいます。プライベートでは小学生の男の子2人の母として、日々子育てと仕事を楽しんでいます。

チラシ1枚から始まったストーリー

最初のきっかけは、友人からチラシ制作を依頼されたことでした。

当時は2人目の子どもが1歳半で、子育て中心の毎日。「お金を使うばかりで自分では何も生み出していない」という焦りや、「夫の収入でランチに行くことに引け目を感じる」という気持ちを抱えていました。

「自宅でできることから少しでも収入を得られたら」と考え、ココナラでチラシ制作の受注を始めました。しばらくはチラシや名刺など紙媒体のデザインを中心に活動しましたが、次男の保育園入園と同時期に新型コロナの感染拡大があり、外で働くのが難しい状況に。これを機にデザイン業を本格的に事業化することを決意しました。

さらに、「ホームページも作れますか?」という相談をきっかけにWebデザインスクールでWordPressを学び、Web制作の領域へと広げていきました。

家族を想いながら選んだ学びの時間

私が通ったWebデザインスクールは月2回、土曜日に朝から夕方までみっちり講座があるタイプだったので、家族の理解が必須でした。夫に子どものお世話をお願いして受講したので、申し訳なさでいっぱいでしたし、受講費も夫から借りたため「絶対にものにしなければ!」という強い気持ちを持っていました。

平日は紙媒体デザインの依頼を受けつつ、課題をこなすために夜遅くまでパソコンに向かう日々。子どもたちは寝るときに隣にいてほしいと言うので、ベッドで寄り添いながらアイロン台を机にして作業するなど、家族を犠牲にしない工夫を必死でしていました。

また、学ぶ中でWebの奥深さや怖さも知ることになり、「これをサポートなしで一人で続けられるのだろうか」と不安を感じることも多かったです。

心を支えた大切な一言

そんな中、夫が「自分の力でたとえ300円でもお客様からお金をいただくって、すごいことだと思う」と言ってくれたことは、今でも支えになっています。

スクールを終えた直後からすぐに収入が得られるわけではなく、理想の金額に届かない時期もありました。それでも「会社の後ろ盾がなくても、自分の力で稼ぐ」ということにリスペクトを示してくれた家族や友人のおかげで続けてこられました。

また、卒業後の不安を解消するためにスクールの有料サポートを利用し、実案件のフォローを受けながら乗り越えました。「お金を払ってサポートを受ける」という発想は、その後単価を上げたり、自信を持って提案するうえでも大きな力になりました。

スキルが変えた私の働き方

「自分の力で誰かの役に立ち、お金を稼ぐことができる」という実感は、自己肯定感を大きく高めてくれました。

前職の大手通信会社を辞めたとき、営業職で特に手に職もなく「私には何もない」という無価値観や、同期とのキャリアの差にコンプレックスを抱いていました。しかしスキルを身につけ、自分で収入を得る経験は企業勤めでは得られないもので、今では大企業で働く友人と話してもコンプレックスを感じることはありません。

働き方の面では、子どもの行事に参加しやすく、柔軟に動ける点が魅力です。

日々「おかえり」と声をかけてあげられることも、子どもに安心感を与えられていると感じます。さらに、母親が仕事をしている姿を見ていることで、子どもたちにパソコンへの興味や「お金を生み出す仕組み」という視点を伝えられるようになったのは大きな成果だと思います。

共感から生まれた“伝える”という選択

講師を引き受けた一番の理由は、みさとさんの「ママがWebスキルを身につけることで自由な働き方を選べたり、家族に誇れる自分になれる」という想いに共感したからです。

実際、Webスクールは高額であったり、ママにとっては時間帯が合わなかったりと学ぶハードルが高いことが多いです。私自身も苦労しました。だからこそ「ママたちにとって学びやすいスクールを作りたい」というみさとさんの願いを一緒に叶えたいと思い、講師として参加しました。

スキルだけじゃなく学びの本質に出会える場所

実際にフリーランスや経営者として活躍している方々が講師陣である点が最大の魅力だと思います。仕事を続けていくために必要なのは「スキル」だけではなく、それ以外の部分にこそ成功の秘訣が隠されています。その「秘訣」を講師の動画や直接の交流を通して知ることができるのは、とても貴重な機会です。

「スクールに通ったけど、どうやって仕事を取っていいかわからない」という声をよく耳にします。ママウェブオンラインスクールでは、「学んだことをどう実際の案件につなげるか」まで学べるのが特徴だと思います。

SEOに振り回されないために伝えたいこと

「SEOという言葉に振り回されないで」ということを一番伝えたいと思って講座を作りました。

私自身、Webデザインを始めたころに「SEO対策って一体何?」「制作会社は対策と言うけど実際に何をしているの?」と疑問を持ち、さまざまな講座やYouTubeを探しましたが、納得できる答えは見つかりませんでした。

その後、自分のブログでSEOを実践しながら学ぶ講座を受講したことで、本質を理解できるようになりました。本講座ではその「本質」に触れてもらえるように構成しているので、ぜひ動画を観ながら実際に手を動かして体感してみてください。

小さな一歩が未来を変える

「この講座を受けて本当に自分の力で稼げるようになるのだろうか?」と不安に思う方もいるかもしれません。正直、その答えは“あなた次第”です。どんなに知識を得ても、行動しなければ何も変わりません。

私自身、今でこそ自分の力で仕事をしていますが、うまくいくことばかりではありません。それでも「どうにかする力は自分にある」と信じられるようになりました。これは、小さな一歩を積み重ねて「行動が未来を変える」経験を繰り返してきたからです。

理想の未来を叶えてあげられるのは、紛れもなく「あなた自身」。完璧な準備よりも、まずは最初の一歩を踏み出すことが大切です。その一歩を心から応援していますし、お会いできるのを楽しみにしています。

完璧じゃなくていい、続けることが力になる

ママは普段から、家族・仕事・生活と本当にたくさんのことをがんばっています。だからこそ「今日は動画を開いただけでもえらい」「メモを少し書いただけでもすごい」と、自分を褒める習慣をつけてください。

完璧を目指さず、スキマ時間に“見るだけ”,“聞くだけ”でも十分です。疲れている日は何もしない選択もOK。

それでも諦めず、いくら間が空いても続ける。そんな自分のペースを大事にしながら、楽しんで学びを続けてほしいと思います。